不眠症は、十分な睡眠の機会があるにもかかわらず、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠感の欠如などが続き、日中の生活に支障をきたす状態です。
うつ病は、気分が強く落ち込み、興味や喜びを感じなくなる状態が長期間続く精神疾患です。脳内の神経伝達物質のバランス異常が関与していると考えられています。
適応障害は、特定のストレス(仕事、学校、家庭環境、人間関係など)に対する心理的・行動的な反応が過剰となり、社会生活や日常生活に支障をきたす状態を指します。
双極性障害は、気分が高揚する「躁(そう)状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」を繰り返す精神疾患です。感情の波が大きく、日常生活や社会生活に支障をきたします。
社交不安障害は、人前で注目されたり、評価される状況に強い不安や恐怖を感じ、それを避けようとする精神疾患です。
パニック障害は、突然理由もなく強い恐怖や不安が生じ、動悸・呼吸困難などの身体症状を伴う「パニック発作」を繰り返す精神疾患です。
強迫性障害は、不安障害の一種で、自分の意思に反して繰り返し浮かんでくる思考や、その不安を打ち消すために繰り返す行動が特徴の精神疾患です。
不安障害は、日常生活で感じる通常の「不安」とは異なり、過剰で持続的な不安や恐怖によって日常生活に支障をきたす精神疾患です。
統合失調症は、現実との接点が失われることによって、幻覚・妄想・思考の混乱・感情の平坦化などが生じる精神疾患です。
過敏性腸症候群(IBS)は、腸に明らかな器質的異常(潰瘍や炎症など)がないにもかかわらず、慢性的な腹痛や便通異常(下痢・便秘)が続く機能性腸疾患です。
月経前症候群(PMS)とは、月経(生理)が始まる3~10日前頃に、ホルモン変動により起こる心身の不調が、月経開始とともに軽快・消失する状態です。
加齢による正常な変化でも起こりますが、認知症は脳の神経細胞が障害され、記憶・判断力・思考力などが持続的に低下し、日常生活に支障が出る病的状態です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」または浅い呼吸(低呼吸)が繰り返される病気です。
むずむず脚症候群は、安静時に脚(主にふくらはぎ)に不快感が生じ、脚を動かさずにはいられない状態が続く神経疾患です。
自律神経失調症は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れたことで、心身にさまざまな不調があらわれる状態を指します。
発達障害は、生まれつきの脳機能の発達の偏りにより、社会生活や対人関係、学習などに困難が生じる状態を指します。子どもに多いですが、成人も増えています。